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「人造皮革」★★☆☆☆

VeggieChelseaBoots.jpg"VeggieChelseaBoots". Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

人造皮革(じんぞうひかく)は、皮革に似せて作られた人工素材。
人造皮革に対し、本来の皮革を天然皮革、本皮という。合成皮革、人工皮革は別物であるが一般的に混同されており共に俗称として合皮と呼ばれる。
人造皮革 - Wikipedia

評価:★★☆☆☆


俺は特に革製品が好きというわけでもない。日頃使っている革製品というとトラベラーズノートぐらいで、これも自ら購入したわけではない。単純に革製であることのメリットがわからず、バッグなんかはむしろバリスティックナイロンのほうが優れているとすら思っている。でもだからこそ気になった。なぜ人は本皮にこだわるのか。見た目が似ているのなら人造皮革でもいいのではないか、と。別に買う予定はないが、常識として知っておいたほうがいいだろう。

人造皮革には二種類ある。合成皮革と人工皮革だ。両者の違いはその名前そのままと考えればだいたい合っている。合成皮革は編物や織物にポリウレタン樹脂や塩ビを塗ったり貼り合わせたりと、単純に合成することで表面を皮革っぽくしている。それに対して人工皮革は、天然皮革のコラーゲン層を不繊維で再現し、銀面層をポリウレタン樹脂で再現と、構造からして天然皮革を真似ているというわけだ。ただどちらにしても樹脂を用いることには変わりない。

結局のところ、人造皮革のデメリットは用いた樹脂のデメリットであり、一番は耐久性である。ポリウレタンは水分による加水分解や紫外線、熱その他いろいろの影響で分解され、劣化していく。そのため製品としての寿命は数年程度と考えておいた方がいい。したがって、末永く使いたいというのであれば天然皮革にするべきということだ。しかし、仮に技術が進んで人造皮革の寿命が伸びたとしても、人は天然皮革を求めるだろう。みんなホンモノが大好きだからな。