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「洗礼」★★★★☆

Child baptism with water.jpgChild baptism with water". Licensed under CC BY-SA 2.0 via ウィキメディア・コモンズ.

洗礼(せんれい、ギリシア語: Βάπτισμα, 英語: Baptism、「バプテスマ」とも)は、キリスト教の入信に際して行われるサクラメント(機密、秘跡)。浸水(浸礼、身体を水に浸す)または灌水(頭部に水を注ぐ)や滴礼(頭部に手で水滴をつける)によって行われる。
洗礼 - Wikipedia

評価:★★★★☆


洗礼という言葉は日本では割りと気軽に使われる言葉だ。大体の人はこの「洗礼」という言葉をキリスト教に結びつけるだろう。実際、俺も洗礼はキリスト教のものだと思っていたし、この記事で紹介されているのもキリスト教の洗礼である。だがイエス自身が洗礼者ヨハネから洗礼を受けたことからも分かるように、洗礼という宗教行為はキリスト教自体よりも古い。そのことについても書いてはあるが、サラッと概要だけで済ましてあるのが残念。

開始から残念な点を挙げたとは言え、キリスト教の洗礼についてならば充実している。宗教関係はどの程度まで書けば「充実している」と言えるのか疑問ではあるが、他の分野の記事から見れば十分な量であろう。キリスト教で一括りにするのではなく、各教派によって分けているのもポイント高い。まあうっかり適当な事書けるようなタイプのネタではないのだけれども。

個人的に面白かったのは「概要」に書かれる洗礼のタイミング。古代では洗礼を受けてから罪を犯すとアウト、そして洗礼後には戒律に縛られたくないということから死ぬ直前に洗礼を受けていたらしい。好き勝手生きたくせに、最後だけ教徒となって死後の安心も得ようというわけだ。なんか仏教でも似たような話を聞いたことがある。どこの宗教でもルールの隙を突く奴は出てくるというわけか。