Wikiしゃぶり

Wikipediaの記事をネタに語るブログ

「びしゃん」★☆☆☆☆

Stockhammer.JPG"Stockhammer" by Reiner Flassig - 自ら撮影. Licensed under CC BY-SA 2.0 de via ウィキメディア・コモンズ.

びしゃんとは、石材やコンクリートの表面を加工する時に使う鉄槌である。名前の由来は英語名のブッシュハンマー(Bush hammer)から来ているとされ、この英語名はフランス人の彫刻家であるアンリ・ブシャールに由来するとされる。
びしゃん - Wikipedia

評価:★☆☆☆☆


前回の大型ハンマーに引き続きまたハンマーネタ。槌 - Wikipediaを眺めていたら突如として現れる「びしゃん」という名前。他が「〇〇鎚」や「△△ハンマー」というわかりやすい名称の中に「びしゃん」というオノマトペ的な何か。トンカチが「トントンとカチカチ」という打撃音から生まれた名前であるならば、「びしゃん」は何を叩いているのか。どう考えても水面を叩いているようにしか思えないが、打撃対象は石である。気になって調べるのは当然であろう。

さて、上で引用したように「びしゃん」の由来は英語の“Bush hammer”で、さらに元をたどるとフランスのアンリ・ブシャール (Henri Bouchard) に行き着くらしい。確かに「びしゃん」のフランス語は“Boucharde”である。しかしこれは本当なのだろうかと思い、ちょっと調べてみた。すると、どこを探しても“Bush hammer”の語源がHenri Bouchardであるとは日本のWikipedia以外に書いていない。そして英語版Wikipediaのノート (Talk) を見てみるとこんなことが書いてある。

The tool was DEFINITELY NOT invented by Henry Bouchard.
Talk:Bush hammer - Wikipedia, the free encyclopedia

どうやら元々英語版Wikipediaに元ネタHenry Bouchard説が書いてあり、それを日本語版に翻訳して記載。その後英語版ではその記述が消されたが、日本語版の方には残り続けたというのが真相のようである。まあこれだけ情報量が少なく、2年以上も前にボットが編集したのが最後というような記事であるから、こういうこともあるのだろう。

普段からWikipediaに文句はつけても編集していなかったが、今回ばかりは間違いに気がついたので修正してやろうかと思い、アカウントを作成しようとした。そして現れる「アカウントを作成できません」という無慈悲な文字列。どうやら俺のIPアドレスはブロックされているIPアドレス範囲に含まれているらしい。俺はそっとタブを閉じた。

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