"Butaman21" by Jnn. Licensed under CC BY 2.1 jp via ウィキメディア・コモンズ.
段ボール肉まん(だんボールにくまん)は、中華人民共和国・北京市で、製造・販売されていたと2007年7月ごろに報道された肉まん(包子)である。
段ボール肉まん - Wikipedia
評価:★★★☆☆
特に書きたい記事が思い浮かばなかった場合は、その時に食べているものをネタにする。それで「肉まん」をWikipediaで調べていたらこれが出てきたわけである。驚愕すべきはこの記事があったことではなく、事件があったのが2007年ということ。これそんなに前だったとは。どれくらい前の出来事かというと、ニチアサで『獣拳戦隊ゲキレンジャー』が放映されていた頃だ。ちなみに「ニチアサキッズタイム」という名称はこの時からである。まさか段ボール肉まんで時の流れを感じることになるとは、当時はこれっぽちも思っていなかった。
この段ボール肉まんであるが、一応これはテレビ局のヤラセということになっており、有罪判決も出ている。しかしながら、捜査過程で「紙餃子」の情報も出ており、このヤラセという結果のほうがヤラセではないかとも言われているようだ。機械油で料理していたなんて話が出る中国のことであるから、ありえなくもないと思ってしまうのもまた事実。もはや最初から最後まで何を信じればいいのかよくわからない事件であったといえるのではないだろうか。その問題となった食品が、中華料理の中でも有名な肉まんというのが面白い。
いつものことながらこの手のネタっぽい事件について真面目を装って書けるやつを尊敬する。記事に貼られている画像の説明も間違えているわけでもなければ関係ないわけでもない、むしろ事件の核とも言えるものなのに妙なおかしさを感じる。そして一時のネタにすぎないのに今でもちゃんと削除されずに残っているあたり、記事としてちゃんと書かれているからだろう。俺もこのような姿勢はぜひとも参考にしたい。