Wikiしゃぶり

Wikipediaの記事をネタに語るブログ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

「カチンコ」★★★☆☆

Clapboard Plexiglass.png"Clapboard Plexiglass" by Pflatsch - Erstellt am 24. April 2004. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

カチンコ(英語: clapperboard)は、映画の撮影に使う道具である。音の鳴る拍子木部分とショット情報を記載するボード部分からなる、フィルムによるトーキー撮影に必要な道具である。
カチンコ - Wikipedia

評価:★★★☆☆


映画製作に必須のアレ。必須と書いたそばから申し訳ないが、今ではカチンコアプリをタブレットで使用する例が増えているらしい。こんなところにもタブレット化の波が押し寄せていたとは。だがそれも無理の無い話だ。たかが拍子木に黒板を付けただけなのに、高級な木材を使用した手作り品ということで、東宝映像美術での相場は2万円もする。これならタブレットを買ってもたいして変わらない値段だ。なお、安物でもいいならAmazonで1000円くらいから買える。メシの写真を取るときに使えそう。

以前から拍子木の存在がよくわかっていなかった。なんかこう、徒競走のピストルのようなそれっぽい合図のためにでも付いているのかと。ところがアレには音を鳴らす理由がちゃんとあった。昔のムービーカメラは映像しか撮れず、音声は別に録音機で行っていた。そのため後で映像と音声を合わせる必要があるのだが、それのために手がかりがカチンコなのだ。カチンコは撮影毎に使われ、映像を見ていつカチンコが鳴ったのかすぐに分かる。だがこれも今では撮影機器の進歩によって、映像と音声を1台で記録することができる。やっぱりアプリでいいな。

つまりカチンコの役割と、今の技術を考えるとこういうことか。映画を撮影するならiPadが2枚あればいい。片方がカメラ兼マイクで、もう片方がカチンコだ。しかも編集まで出来てしまう。そのうえ分からないことがあったらその場で調べることもできるし、連絡にも使える。もちろん視聴も公開も思いのままだ。iPadがあれば、超大作がここまで簡単に作れます。監督はあなたです。

【 カチンコ 】 映画撮影用 ハリウッド カチンコ 黒板式
フォーシーズン
売り上げランキング: 4,889