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「古代ギリシアの服飾」★★★☆☆

ChitonAndHimation.png"ChitonAndHimation". Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

古代ギリシアの服飾(こだいギリシアのふくしょく)とは、紀元前700年から146年までの、現在のギリシャ周辺にあたる地域での服装を指す。
古代ギリシアの服飾 - Wikipedia

評価:★★★☆☆


古代ギリシアというと、ヨーロッパの文化の原点である。建築にしろ哲学にしろ物語にしろ、当時のギリシア人からすれば蛮族もいいとこの日本人ですら、パッと思いつくことができるほどだ。しかし、こと服飾となるとそうも言えない。古代ギリシアの服飾と言われてパッと出てくるのは、ギリシア神話の連中が身にまとっているアレ、というような程度。どうも他のジャンルに比べるとオマケ程度の存在だ。全裸が一番と思っていたような連中に期待するほうが間違っている。

基本的にあいつらが着ていたのは1枚の布である。それをうまいこと体に巻き付け、ピンやベルトで固定しているというわけだ。それっぽくヒダをつけることによって、単調さを回避しているが、あれは体格がそれなりに良くないと着こなせないと思う。だいたい神々の彫像はみな隆々とした肉体だから見栄えがいいわけで、俺なんかが着たら餃子の仲間みたいになりそうだ。他の文化はともかく、服装に関しては蛮族のほうが進んでいたと俺は断言する。ズボンも蛮族のものであるわけだし。

しかし、この記事は情報はまあ普通程度にあるのだが、画像がほとんどないから困る。この手のは文章で長々と説明されるより、画像を1枚貼ってくれたほうがわかりやすい。しかも他の国ならともかく、これはあのギリシアである。人間が着ている画像が仮に見つからないのなら、神々の画像を貼ればいいだけだ。試しにゼウスの記事を見てみたら、ちゃんとエクソミスしていた。ガルパンの記事にリアル戦車の画像を持ってくるような柔軟性が欲しい。