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「データベース消費」★★★★☆

Neko Wikipe-tan.svg"Neko Wikipe-tan" by Neko_Wikipe-tan.png: w:User:Kasuga derivative work: Malyszkz (talk) - Neko_Wikipe-tan.png. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

データベース消費(データベースしょうひ)とは、物語そのものではなくその構成要素が消費の対象となるようなコンテンツの受容のされ方を指す。批評家の東浩紀がゼロ年代初頭に導入した概念。
データベース消費 - Wikipedia

評価:★★★★☆


またやたらと書いてはあるけれど、まとまりがなく読みにくい。言いたいことはわからなくもないが、いまいちスッと頭に入ってこないのは俺の理解不足なのだろうか。実は書いている本人もよくわかっていないのではないかと思う。どうにもこの手の論説というものは、言葉遊びに終始しているというか、頭の中をぐるぐる回っているにすぎない印象しかない。

この「データベース消費」というやつは、データベースをどうでもいい情報で埋め尽くすとかではない。どのようにコンテンツを楽しんでいるのか、という話だ。あくまでも俺の理解した範囲でこれについて説明すると、コンテンツを楽しみかたとして、物語とは無関係にそのキャラを構成する要素のみを楽しむ、といったところか。言ってみれば「この作品知らないけれど、なんだか可愛かったのでコスプレしちゃいました」的なのが当てはまるのだろうか。違うと信じたい。

それにしてもこの理解のしにくさは不思議にすら思えてくる。書いてあるのはもちろん日本語であるし、対象も俺のよく知っている分野、いわゆるオタク系の話である。それなのに読んでいくそばから頭をすり抜けていくようだ。これならヘロドトスの方がはるかに読みやすい。専門的な内容というものは素人にはすぐに理解できなくても仕方がないのだろうか。よくもまあ簡単なものをここまで難しく書けると感心する。