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「意思決定支援システム」★★★★☆

Decision Support System for John Day Reservoir.jpg"Decision Support System for John Day Reservoir" by USGS: Project contact Michael J. Parsley, U.S. Geological Survey - http://wfrc.usgs.gov/research/geospatial%20studies/STGeospat4.htm ...returns HTTP status 404. The most recent non-404 snapshot of this page from archive.org is: https://web.archive.org/web/20100527105316/http://wfrc.usgs.gov/research/geospatial%20studies/STGeospat4.htm. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

意思決定支援システム(いしけっていしえんシステム、Decision support system;DSS)とは、コンピュータを利用した情報システムの一種で、その名の通り企業や組織の意思決定を支援する。組織の経営・運用・計画などに使用され、素早い対応が必要とされ事前には容易に推定できない意思決定を支援する。意思決定支援システムは完全のコンピュータ化されている場合と人間との協調で動作する場合がある。稀にコンピュータが関わらない意思決定プロセスについても意思決定支援システムと呼ぶこともある。
意思決定支援システム - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/24 23:33 JSTの最新版)

評価:★★★★☆


分かれ道でどちらに進むべきか迷った時、人は棒に任せる。たぶんそれの高度なやつ。人は自由であるべきだとか、機械に決められたくはないなんてことが言われることもあるけれど、決めるというのは結構難しい。たとえ2択だとしても、片方がもう片方の完全上位互換ということはまず無く、それぞれにメリット・デメリットがある。そういった場合によくあるのが、一番悪いのは間違った方を選ぶことではなく、選ぶことが出来ないということだ。そんな時はいっそのこと機械に任せたほうが賢い。あいつらは迷うことも後悔することも無いからスパッと決められる。

DDSにはいろいろな種類があるが、基本となる構成要素はデータベース、モデル、ユーザインタフェースの3つだ。DDSの包括的な定義は無くとも、これらの構成要素を持っていて、人の意思決定支援を行ってくれればいいのだろう。ともすれば根拠はないに等しくとも、占いのソフトも意思決定支援システムと呼べるのかもしれない。たとえ明確な根拠がなくとも、選択肢がどれも対して変わらないのであれば、素早く決定できるのが一番いいからだ。案外DDSとうたって乱数発生装置を用意したら有用かもしれない。

あくまでもこれは意思決定「支援」システムであるけれども、最近はどこもかしこもパーソナリゼーションばかりで、意思を積極的に決定してくるシステムに囲まれている。ではそれが良くないのかと言えばそうでもなく、拒否さえ出来るのであれば、これほど効率的なのは無いと思っている。ただそればかりではどうしてもタコツボ化というか、視野が狭まっていく気がしてならない。なので俺はこのブログのネタを探すときに、はてブの新着エントリーをよく利用する。こうすることで適度にランダム性が生まれるわけだ。なかなか便利な意思決定支援システムである。

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