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「電気けいれん療法」★★★★☆

電気けいれん療法(でんきけいれんりょうほう、電気痙攣療法)は、頭部(両前頭葉上の皮膚に電極をあてる)に通電することで人為的にけいれん発作を誘発する治療法である。
電気けいれん療法 - Wikipedia

評価:★★★★☆


名前からヤバい感じしか漂って来ないのだが、ちゃんとした治療法。どんな様子だろうと思ってググってみたらこんな動画が出てきた。


One flew over the cuckoo's nest - YouTube

やっぱりアカンやつだろと思ったら記事内の「フィクション」で紹介されている『カッコーの巣の上で』という映画のシーンだった。これはあくまでも「古き悪しき時代」の精神医療を描写した映画らしい。なるほど。

ただ読んでみると今でこそ「死亡または重度障害の危険は5万回に1回程度であり、出産に伴う危険よりもはるかに低い」ほど安全だが、それも研究の賜物のようだ。初期の動物実験の段階ではしばしば死亡が発生している。

実際、実験に使った動物がしばしば死亡をしていた。理由は電極を口と肛門に置いていたから心臓が止まってしまった。そこで電極を頭の両側に置くことにすると動物が死ななくなった。

そして頭の両側をやればいいとわかったので人間で試す。

最初の人間の実験台はローマ駅をうろついていた統合失調症(旧・精神分裂病)の患者で、この方法を11回行ったあとエンジニアとして職場に復帰した。

完全にマッドサイエンティストの所業。このように今も使われるちゃんとした治療法も、初期の頃は危ない橋をわたっていたことが分かる良記事。惜しむらくは治療中の画像がないことだ。できれば動画で見てみたい。

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