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「ジャージー」★★★☆☆

Trainingpants.jpg"Trainingpants" by Kuha455405 - 投稿者自身による作品 (本人撮影). Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

ジャージー(jersey、ジャージ)とは、ニット(編み物)の編み方の一種でジャージー編みと呼ばれているものである。またはジャージー編みによって伸縮性を持たせた布(ジャージー生地)、またはジャージー生地で作られた衣類、特にジャージー生地で作られたトレーニングウェアのことを指す。
ジャージー (衣類) - Wikipedia)

評価:★★★☆☆


Wikipediaで調べるたびに、自分のよく知っているものでも新しい発見があるのはいつものことであるが、単純に知識が足されるのではなく、知識が訂正される時というのはやはりインパクトがある。今回のジャージーについての説明はまさに後者のパターンであり、経験から手に入れた知識というものは誤りやすいものであると再認識した。本来「ジャージー」といった場合、トレーニングウェアの形態ではなく、編み方で呼ばれるものだったのか。

もちろん俺の知識、すなわち「ジャージー」という言葉がある種のトレーニングウェアを指すというのは、日本においてそれほど間違っているわけではない。しかし、そのトレーニングウェアがなぜ「ジャージー」と呼ばれるかと言うと、それは生地の織り方にあるというわけだ。メリヤス編みとも呼ばれるこの編み方は、伸縮性に優れた特徴によってジャージーだけではなく、上は帽子から下は靴下まで、体のどの部位を覆うことかに関係なく使われている。この編み方は遡ると古代エジプトにまで辿り着き、子供用の靴下が最古のものだという。思っていた以上にジャージーの歴史は長い。

ジャージーは編み方から始まって、いつの間にか日本ではトレーニングウェアの代表的なものという扱いになったわけであるが、その高い伸縮性は運動のみならず着心地についても効果を発揮している。そのため記事でも書かれているように、部屋着、更にはファッションウェア化と徐々にその勢力を拡大している。思い返してみてみればこの俺も小学生の時は、ジャージーこそ至高の衣服であると信じて疑わなかった。結局どこへ行くのもジャージーという状態から脱出できたとはいえ、ファッションとは何か状態を保ち続けている俺にとってこれは喜ばしいことなので、まだまだ広まってほしいと思っている。