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「[国名の漢字表記一覧」★★★★★

国名の漢字表記一覧(こくめいのかんじひょうきいちらん)では、世界の国名を日本語における漢字表記と中国語における漢字表記で対照させた表を掲載し、簡単に解説する。
国名の漢字表記一覧 - Wikipedia

評価:★★★★★


一覧系の記事はただ集めただけでも価値があると思っている。そしてその価値は集めた数が多ければ多いほど高まると言っていいだろう。その点この記事は紹介された数が多いのでかなりいい。しかも日本語だけでなく、中国と台湾の名称も併記されているし、国によっては略称も書かれている。そしてこれを見て知った口だが、一つの国に対して日本語だけで複数の表記が存在している。よくもまあこれだけ書いたものだと感心するしか無い。

先にも書いたように、一つの国に対して複数の表記があるのは初めて知った。多少の表記ゆれはあってもおかしくはないと思っていたが、それでもせいぜい2,3パターン程度だろう、と。しかし最初のアフガニスタンから9種類も表記が存在している。ペルシャ帝国にいたっては24もある。日本において有名な国だと多いのかとおもいきや、トリニダード・トバゴも9あるので、なにか法則があるわけではなさそうだ。しかしこれだけあると、書かれてもどの国なのかわからないのではないだろうか。

基本的に音が近いものを当て字として決められているが、中には意訳があるのが面白い。例えばアイスランドの場合、「氷島」のように意訳のものと、「愛斯蘭」のような当て字系のものと両方ある。この場合「氷島」のほうがわかりやすくていいと思うが、コートジボワールを「象牙海岸」とするのはフランス語を知らない俺にとっては全く意味が通じない。名前を決めるのはこのような表記に関しても難しいものだと思い知らされる。

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