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「ロリータ・アート」★★☆☆☆

ロリータ・アート (Lolita Art) は、女性のロリータ的な魅力を美的な価値として表現した視覚芸術。西欧の歴史的一翼を担うフランスにその発祥を持ち、当国ではその芸術文化のうちでも殊に重要な位置を占める分野で、時にロリータ芸術とも呼ばれる。
ロリータ・アート - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/07 22:04 JSTの最新版)

評価:★★☆☆☆


芸術といえば許される風潮。実際はそう単純ではなく、いくら芸術を訴えてもそれが犯罪行為であるならば完全にAUTOだ。そしてそのへんの線引が難しそうな題材が、このロリータ・アートである。説明するまでもない。これ映画であればまだ芸術という言い訳が通用しそうであるけれども、アニメとなったならば急にダメな気がしてくる。この差はどれだけ商売的に感じられるのか、ということだろう。とはいえ「日本におけるロリータ・アート」にスタジオジブリがあるのが笑える。

このロリータ・アートであるが、実にあやしい言葉だ。その対象が、と言う意味ではなく、そもそもこの言葉は一般的なものであるのかという点においてだ。この記事には出典が一切なく、それどころか外部リンクまで無いので独自研究の注意が書かれている。そしてノートにも、検索してみたが一般的な用語として使われている形跡が見当たらないとある。確かに俺も軽く調べてみたが、特にちゃんとした使われ方をしているのは見当たらなかった。それによく見ると、わざわざ“Lolita Art”なんて書かれてはいるけれども、英語版にあるのは“Child model”であって意味合いが違う。

この言葉を検索していて気がついたが、「ロリータ・アート」なる言葉についての説明は他のサイトにもあったりする。ただそれらについてよく見てみると、その元はやっぱりWikipediaの記事というわけだ。前々から思っていたが、これだけWikipediaの存在が有名な今であると、新しい言葉を思いついた時はWikipediaの記事にするというのが拡めるのに効果的な気がしてならない。そうすれば実際にある言葉だと思って使う人が出始め、結果として実際にある言葉となる。予言の自己成就的なやつだ。むろんこのようなWikipediaの使い方はNGなので決してやらないように。

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