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「低炭水化物ダイエット」★★★★☆

低炭水化物ダイエット(ていたんすいかぶつ-、ローカーボダイエット、low-carbohydrate diets)とは、肥満や糖尿病の治療を目的として炭水化物の摂取比率や摂取量を制限する食餌療法である。糖質制限食、糖質制限ダイエットとも呼ばれる。
低炭水化物ダイエット - Wikipedia

評価:★★★★☆


食事から糖質を減らすだけで、タンパク質も脂質も好きなだけ食べていいと言われている奇跡のダイエット法。つまりハンバーガーを食べたいなら、バンズの代わりにベーコンを使えばいいわけだ。ベーコン・エクスプロージョンだって怖くない。個人的に気になるのは、バナナ・ダイエットとぶつかったらどうなるのかということ。糖質を増やしたことにより太るのか、それともバナナ・エフェクトにより痩せるのか。ぜひレコーディングしてもらいたい。

好きなモノを好きなだけ食えるダイエット法というのは何かしらの対価を求める場合が多いが、このダイエット法もそれなりにリスクを持っている。なんでも半年ほど行っただけで、便秘、頭痛、口臭、筋けいれん、下痢、脱力感、発疹がより頻繁に見られるらしい。ほとんどヨモギがあれば何とかなりそうだが、症状が出ないにこしたことはない。他にもイライラして他人の食事にケチをつけるのも、糖質制限の影響ではないかという意見もある。糖質を減らすと体重だけでなく、他にもいろいろ失いそうだ。

とりあえず読んだ感じだと、やはり偏った食事はよろしくないという常識的な結論しか出てこない。さらに言えば、炭水化物を減らしただけ他のモノを食べることになるが、その際は動物食よりも植物をベースにしたほうが健康的だ。まあ極端にやるのはともかく、元々食べ過ぎであるならば、単純に量を少し減らすというのはそこまで悪い策では無いだろう。糖質を完全に無くすなんていう極端なのが一番良くないのだから。

本当は怖い「糖質制限」(祥伝社新書319)

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