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「Wikipedia:進行中の荒らし行為/長期/アニメ虚偽記述関連」★★★☆☆

アニメ関連記事において「分かりにくい荒らし」を続けている一連のIPユーザー群についての項目です。
Wikipedia:進行中の荒らし行為/長期/アニメ虚偽記述関連 - Wikipedia

評価:★★★☆☆


Wikipediaを毎日見るようになってしばらく経つが、どうしたらWikipediaの信憑性を高められるのかとしばしば考える。知っての通りWikipediaは基本的に誰でも書けるため、嘘であろうとまずは公開されてしまう。そして勘違いや知識不足によるものならともかく、悪意を持って行われる「荒らし」は非常に厄介だ。どうにかしたいが、まずはどのような荒らしが存在するのか見てみようと思った。そして荒らし一覧を見ていて思う。ここまでくると、もはやこいつら自信がコンテンツだ。

今回取り上げたのは、オリジナルと模倣犯である複数のユーザーらによるものとされている。荒らしの中にはページを白紙に戻したり、無関係のコピペを投稿するというわかりやすいものもいるが、こいつらは違う。常に「細部の編集」機能を用いて可能な限り目に触れないようにし、内容もパッと見では気が付かないようなものばかりだ。いくつか例を挙げてみるとこのような感じだ。

  • 架空のアニメ作品をでっちあげ(例:『ハニーファンタジー』)、声優の記事に架空の出演歴を追記したり(『ハニーファンタジー』、『プリティー・キュア』、『リトル・エンジェル』、『魔法少女ゆき』)、番組記事の前後番組テンプレートに虚偽の記述をする。
  • 2002~2003年ごろのアニメ作品のカテゴリを「2008年のテレビアニメ」に書き換える。
  • 岐阜放送で放送されていない番組を放送されたかのように書き換える*1
  • フィクション作品と現実とを混同して、作品発表時からの時間の経過にあわせて人物の年齢を書き替える。

迷惑この上ないが確かに模倣犯が出るのも分かる気がする。特に架空のアニメ作品をでっち上げるとか、そのうち名前は知られているが存在は確認されていない、非実在アニメとか生まれそうだ。荒らし行為の説明でも「『ミラクル・ムーン』が初登場した記事とみられる。」なんて書かれ、すでにその徴候が見られる。しかし、荒らしというと自分の意見の押し付けか単純に荒らすだけというイメージであったが、こういうのもいるとなると、信憑性が無いなんて言われるのも納得だ。ユーザー投稿の形式は悪意に弱い。

架空の歴史ノート-1 帝国史  分裂大戦編

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*1:なお、こいつ自身は愛知県