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「メルケルの斜方形」★★★★☆

Angela Merkel Juli 2010 - 3zu4.jpg"Angela Merkel Juli 2010 - 3zu4" by Armin Linnartz. Licensed under CC BY-SA 3.0 de via ウィキメディア・コモンズ.

メルケルの斜方形(ドイツ語: Merkel-Raute)またはメルケルのひし形は胸の下に指が触れあうように手を置くハンドジェスチャーで、「斜方形」(Raute)は親指と人差し指が四角に似た形をつくることから来ている。ドイツの首相であるアンゲラ・メルケルの代名詞的な仕草であり、「おそらく世界でも有数の誰もが見覚えあるハンドジェスチャーである」。
メルケルの斜方形 - Wikipedia

評価:★★★★☆


日本だと「ろくろ回し」と呼ばれるポーズ。指を離せばキュアトゥインクルのアレ。このポーズにまさか個人名がついているとは思わなかった。元々メルケルはキャラ付けのためにこのポーズを取っていたのではなく、手のやり場に困ったときに何気なくやっていただけである。ようするに他の人達と何ら変わりない。それがいつの間にやら「対称性へのある種の愛」が込められていることにしている。このもっともらしさをさも平然と語れるのが政治家というやつか。

このポーズ真似し始めたのはアンチが先というのが面白い。おそらくこのポーズを取るだけではメルケルを想起させなかっただろうが、メルケルは画像のような派手なジャケットを普段から着ていた。そのためまずコメディアンがポーズとジャケットのセットで始め、これが浸透するとポーズ単体で通用するようになったというわけだ。そしてメルケル側の勢力がこのポーズを巨大な垂れ幕に使うと、「異様な個人崇拝」と批判した。お前らが真似してバカにしたから広まったのだろ、と言いたい。

誰でもやったことや見たことがあるというのに、政治が絡むとこうなるのかと、ちょっと感心する。しかも「メルケルの斜方形」ぐらいならともかく、「メルケル・ダイヤモンド」や「トライアングル・オブ・パワー」なんて呼び名までつく始末。響きからして必殺技にしか思えない。たぶんあの状態はエネルギーをチャージしているところ。このあとビーム出る。

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