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「モーツァルト効果」★★★☆☆

モーツァルト効果(モーツァルトこうか)とは、モーツァルトに代表されるクラシック音楽を聴くと頭が良くなる、と主張される効果。
1990年代に行われた心理学研究に端を発するが、徐々に拡大解釈されるようになり、現在では音楽産業や教育分野で消費者の関心を惹くために喧伝されることが多い。「The Mozart effect」は米国のドン・キャンベルによって商標登録されている。
モーツァルト効果 - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/05 22:07 JSTの最新版)

評価:★★★☆☆


宣伝に使われる効果の一つ。CDの売上には貢献できるかもしれないが、聞いたところで頭は良くならない。というかむしろ信じて買った時点でバカなので、むしろ持っていると頭が悪い証明になってしまう恐ろしい効果だ。この効果の当てにならなさは、Wikipediaのカテゴリを見ればよくわかる。「否定された仮説」「架空の現象」「疑似科学」どれか一つだけでもいいぐらいだ。あてにならないと言われるWikipediaに否定されるのだから手に負えない。

これが知られるきっかけは心理学者フランシス・ラウシャーらが行った実験にある。モーツァルトを聞かせた学生は他の学生よりも空間認識テストの成績が良かったのだ。ただこの時点ではあくまでも特定の分野だけであるし、その効果も10分から15分と、かなり限定的なものであった。その後多くの研究が行われ、効果があるという結果を出す人もいたが、今では効果が無いというのが主流だ。ドイツ教育省は2007年に「モーツァルト効果は存在しない」と結論づけた研究結果を発表している。

しかし水に話しかける人がいる一般社会では、◯◯に効果があるなら△△にも効果があるだろうと、やたらめったら広まっている。子供に聞かせるのは当然として、胎教音楽にもモーツァルトは引っ張りだこ。さらには野菜にまで聞かせる人がいるのだから笑える。そして水に聞かせる人もやっぱりいる。 モーツァルト効果の記事を読んでいると、その秘密は1/fゆらぎにあった、なんてのを度々見かける。もうピンクノイズをリピート再生していれば幸せになれるのではないだろうか。

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