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「おまけ」★★★★☆

おまけ.jpg"おまけ" by xxx - 投稿者自身による作品 (本人撮影). Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

おまけ(御負け)とは、ある商品を購入した際に、その商品の価格を下げたり、サービスとして追加で物品をつける行為、あるいは、そのサービスでつけた物品自体のことを言う。また、挨拶や言葉使いなどの商品に対する付加価値がないセールスとしての行為をおまけと分類することもある。
おまけ - Wikipedia

評価:★★★★☆


その名称からうすうすそうじゃないかと思っていたが、「おまけ」の由来は価格交渉の結果に店員が値下げすることを指していたようだ。そこから値下げの代わりに商品を追加することも含まれるようになり、そして商品に付属する物品そのものを「おまけ」と呼ぶようになったというわけだ。しかしながら食玩のおもちゃは交渉によるものではなく、セットで売ることが前提であるのだから、本来の意味の「おまけ」とは意味が違う。別に今の時代で通じれば本来と異なる意味で使ってもいいけれど、やはり元々の意味を知っておきたいと毎度ながら思う。

日本の、それも今の食玩に通じるおまけの歴史を紐解くと、アメリカのタバコに同封されたベースボールカードに辿り着く。販促の他に包装の強度を保つために同封されたものであったが、販促効果だけを見てもして優秀すぎた。日本にこの方式が導入された時は、子供がカードを目的に喫煙をし、未成年者喫煙禁止法が制定される。その後これを参考にしたグリコがキャラメルにおまけを付けたことをきっかけに、今に至るまで色々な会社がおまけ付きのお菓子を販売し、大ヒットするたびに社会問題となっている。おまけの魔力怖い。

また、おまけは単純に販促となるだけでなく、商品の分類を変更できるという特性を付加する。まず元祖食玩のグリコは戦後に配給統制によってお菓子の生産販売に制限を受けると、主役が玩具でおまけがキャラメルということにし、配給統制をすり抜けて販売を行った。一方今ではおもちゃを売るのにお菓子を付け、スーパーなどの食品売り場でおもちゃを売ることに成功している。このように異なる2つの属性を合わせると、状況に応じて都合のいい方を選択できるため強いと言える。