Wikiしゃぶり

Wikipediaの記事をネタに語るブログ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

「書画カメラ」★★★★☆

Visualiseur ELMO L-1ex.jpg"Visualiseur ELMO L-1ex" by YN120 - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

書画カメラ(しょがカメラ)は、資料など主に平面の被写体をビデオカメラで撮影して映像信号に変換する装置である。主にオーバーヘッドプロジェクター(OHP)など教育やプレゼンテーションの場で利用されてきた機器を置換する目的で利用される。オーバーヘッドカメラ(overhead camera)や、それを略したOHCの名称も使われる。
書画カメラ - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/09/11 23:10 JSTの最新版)

評価:★★★★☆


今まで特に欲しいと思っていなかったが、記事を読んでいるうちに便利なんじゃねと思えてきた。今の俺の机に電気スタンドは無いけれども、もし必要となったら電気スタンドの代わりに書画カメラを買うというのはありかもしれない。照明だけを使うことが出来るのであるなら、という条件付きだけれども。少なくともMacBookについているFacetime用のカメラよりは活躍してくれそうだ。チャットの時に自分の顔を見せるよりも、手元に書いた図を見せたいという事のほうが多いわけだから。

日本語版Wikipediaの記事で、元をたどると英語版からの翻訳ということはしばしばある。この記事にはわざわざ「Wikipedia英語版の翻訳を引用」と書かれていおり、わかりにくいがそれ以降は全て引用のようだ。したがって教育現場での使用例というのは日本ではなく、海外の教育現場での使い方ということになる。なかなかどれも工夫されていて面白い。個人的に気に入ったのは、黒板やホワイトボードを使うのではなく、ノートに教師が説明を書いてそれをスクリーンに表示させるというもの。たしかにこの方が書きやすそうだ。

日本では、少なくとも俺の今までの人生において書画カメラはそれほど身近なものではなかった。学校で何かの時に使っていたのは覚えているが、日常的に使っていたわけではない。思うにこれは、学校に配備されている数が少ないというだけでなく、単純に教師が使い方をよく分かっていないということなのだろう。それに加えて学校でPCを常時使用するという状態になっていないというのもある。しかしここの使用例を読む限り、書画カメラが使われていないというのは非常にもったいないことではないだろうか。