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「ピスタチオ」★★★☆☆

Pistacio vera Kerman 2.jpg"Pistacio vera Kerman 2" by Stan Shebs. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

ピスタチオ(英:Pistachio、学名:Pistacia vera)は、ウルシ科カイノキ属の落葉高木。およびそれから採ったナッツ。
ピスタチオ - Wikipedia

評価:★★★☆☆


割と好きで一時期は毎日のようにポリポリ食べていた。まあナッツの女王らしいから仕方ない。こいつの偉い所は高い栄養価や生薬としての効能もあるが、何よりその裂開果と呼ばれる先端が裂けた形状にある。食べるために道具もいらないし力もいらない。まさに人間のためにあるようなナッツだ。これによってピスタチオも人の手で増やされているのだから、持ちつ持たれつというところか。ピスタチオの原産は地中海の東側で、農耕の初期から栽培されていたという。そのため旧約聖書にも登場する由緒正しいナッツというわけだ。

俺はもっぱら焙煎して塩をつけたものを食べていたが、ピスタチオの使い道は他にもあり、そのままにしろペーストにしろお菓子との相性がいい。他にもパスタやスープに用いられるものがあるということなので、一度食べてみたいと思う。そして美味しいだけでなく腎炎、肝炎、胃炎などに有効で、コレステロールと血圧を低下させる一方で抗酸化物質を増やす。女王の名に恥じない存在といえるだろう。書いていてなぜ手元にピスタチオが無いのかと思う。なお、催淫剤としても使われていたらしいが、俺はどうもなかった。

以上のように優れたナッツであるピスタチオを世に広めた人物の一人にアレクサンドロス3世がいる。今でも生産量の50%を占めるイラン = ペルシャを征服し、そこから持ち帰ったものの中にあったというわけだ。シトロンなんかもそうだが、アイツいろいろと持って帰りすぎだろ。アレクサンドロスがいなかったら色々なものがその土地固有のままでありそうだ。崇めてやってもいいかもしれない。

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