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「ザクロ」★★★★★

Pomegranate02 edit.jpg"Pomegranate02 edit" by Fir0002 - 投稿者自身による作品. Licensed under GFDL 1.2 via ウィキメディア・コモンズ.

ザクロ(石榴、柘榴、若榴、学名: Punica granatum)は、ミソハギ科ザクロ属の1種の落葉小高木、また、その果実のこと。
ザクロ - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/18 22:22 JSTの最新版)

評価:★★★★★


存在は知っていたけれども、食べたことが無ければ見たことも無い。もしかしたら見たことぐらいはあるかもしれないが、認識していないので無いのも同じ。俺のザクロに関する知識は殆ど無く、のんのんびよりを見て初めて食べ方を知ったぐらい。てっきりイチジクと同じように食べるものかと。あの食用の部分は仮種皮が果肉となったもので、他に仮種皮を食べるものとしてはドリアンがある。頭をカチ割るとザクロみたいになると言うが、ザクロの方がグロい気がしなくもない。起きていることは卵巣を掻っ捌いたのに近いわけだし。

ザクロの原産地はよくわかっていないようで、トルコから北インドあたりとする説、南ヨーロッパ説、そしてカルタゴなどの北アフリカ説がある。わざわざカルタゴと今はもう無い国名が出てくるのは、属名が“Punica”であり、これは「フェニキアの」を意味する“Poeni”に由来するからだろう。あのポエニ戦争のポエニである。原産地がどこにせよ古代から栄えたところであるため、神話や宗教との関わりが深い果実でもある。そして種子の多さから多産関係に使われ、その色からは血を連想させる。日本において釈迦が鬼子母神にザクロを食べさせたという逸話が作られたが、これは正にその合わせ技だろう。

またザクロは単純に食べたり見たりする以外にも使える。樹皮・根皮・果皮は駆虫薬として古代ローマでも漢方薬でも使われ、この効果は科学的に証明されている。他にも実を銅鏡の曇り防止に使われたり、果皮は皮革をなめすのにも用いられていた。これだけ使える果実なら神話に使われるのにも納得だ。特別果実に興味があるわけではないが、Wikipediaで読むものとして果実は当たりが多い気がする。これは古くからあるものだと歴史とともにあり、文化と深く結びついているからだろう。そうであれば面白い話も多い。