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「ソーライス」★★★☆☆

ソーライスとは「ソース・ライス」の略で、ウスターソースを米飯にかけた食べ物のことである。「ソーライ」とも呼ぶ。大阪において太平洋戦争の前中後に学生によく食べられた。
ソーライス - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/31 23:18 JSTの最新版)

評価:★★★☆☆

貧乏話と見せかけたちょっといい話。俺は全くの初見であったけれども、どうやら去年にTwitter上でちょっとばかし流行ったらしい。どこの家庭にあるもので試せて、写真も上げられるといういかにも受けそうなネタである。このソーライスという料理そのものについては上記引用に書いてある以上のことは書けない。これに比べれば『こち亀』のコロッケを1.5倍に潰して食べるアレの方がまだ料理と呼べる。これに勝てるもの料理といったら「塩むすび」ぐらいではないだろうか。

このソーライスの説明において重要なのはソーライスそのものではない。このソーライスが生まれたのは昭和恐慌後の阪急百貨店。金のない客達はライス(5銭)だけを注文し、ソースをかけて食べることをし始めた。当初はライス単品のみを禁止したが、社長の一声で認めることに。曰く「今は貧乏な彼らもそのうち家族を持つようにもなる。その時に思い出のあるここに来てくれるはずだ。」と。マクドナルドがハッピーセットで子供を釣るのと同じ戦略である。その結果、関西の財界人のあいだではソーライスは共通の思い出となり、社長の狙いは見事に当たったのであった。

この話はそれなりに有名なようで、たびたび本などで取り上げられているようだ。あの美味しんぼでも30巻で紹介されている。俺は全くの初見とキッパリ書いたばかりなのに、あれは嘘だった。まあ記憶に残るような料理というわけではないのでしょうがない。これを最初に読んだ時、いかにもバイラルメディアやらFacebookで無駄にシェアされるような話で、また都市伝説のたぐいかと思ったら実話でちょっと驚いた。しかもたったこれだけの話なのに脚注が7つもあり、参考文献も4つある。ソースはもう充分だ。

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