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「妹の力」★★☆☆☆

妹の力(いものちから)は古代日本における、女性の霊力に関する一種の呪術的な信仰。 この項目における「妹」は、現代の生物学上もしくは社会学上の定義における妹ではなく、母、姉妹、伯母や従姉妹等の同族の女性、妻、側室、恋人など近しい間柄の女性に対する呼称をさす。
妹の力 - Wikipedia

評価:★★☆☆☆


またゲームとかその辺りの話だろうと思いつつ開いてみたら、真面目な話だった。俺としては見たこともない作品であるよりこっちのほうがいいのだが、何か不意打ちをくらった気分である。さて、これは古代日本において女性は何か特別な力を持っている、と思われていたという話である。女性は高い霊力を持っていて、男性はその力によって守ってもらうのだという。おそらくその辺の信仰が現代になると、魔法少女として現れるのではないだろうか。

この説を唱え、名前をつけたのは例によって柳田國男である。これにおける「妹」は冒頭で引用したように、関係の近い女性、程度の意味である。ただ、柳田國男がこの説を考えるきっかけとなったのは、兄妹の「妹」である。彼が故郷に帰った時に、公共の場で兄妹が仲良く振舞っているのを見て興味を持ったのだという。兄の男ゆえの孤独が、妹の快活な振る舞いによって慰められるという構図を見つけたのだ。

俺はこの関係をよく見たことがある。残念なことに俺自信の話ではなく、アニメの話だ。それもラノベ原作に多い気がする。千葉の兄妹を始め、この構図がごく一般的に見るのは、これが日本の伝統なのだろうか。気になるのは消費者側はいいとして、製作者側はこの「妹の力」を知った上で作っているのだろうか。それとも自分の好きなもの、あるいは需要に答えているうちにこうなったのか。なんか論文の一つや二つ書けそうな気がしてくる。