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「ストッピングパワー」★★★☆☆

ストッピングパワー(Stopping power)とは、けん銃や小銃などの小火器から放たれた銃弾が生物に命中した際、その目標となった生物をどれほど行動不能に至らしめるかの指数的概念である。
ストッピングパワー - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/27 22:18 JSTの最新版)

評価:★★★☆☆


どれだけのダメージを与えれば相手は行動不能となるのか。ストッピングパワーは小火器についての話しであるが、似たようなことなら真剣に考えたことはある。仮想敵を確一で倒すためには努力値をいくつ振ればいいのか。うっかり乱数一であるために反撃を喰らい、こっちがやられるというのは困る。歯が足りない状況となってはダメなのだ。ゲームですらこうなのだから現実ではもっと切実な問題だ。なにせ命が掛かっている。もちろん、どちらかが倒れ、どちらかが残るという意味で。

この記事では対象が人間である「マン・ストッピングパワー」について説明がされ、どのようにして人間は動けなくなるかが書いてある。まず一つ目が神経学的な影響。ヘッドショットが強い理由はこれである。二つ目が物理学的な影響で、特に大量出血が効く。要出典ではあるが、アメリカの海兵隊はこの大量出血を目的として、狙撃時には股間を狙うらしい。左右や上にずれて着弾しても大動脈への被弾が期待できるからである。そして三つ目が精神的な影響。映画などでは主人公以外のキャラが撃たれると、小口径でもだいたい一発で死ぬ。それによって刷り込まれた思い込みから、撃たれると動けなくなるらしい。人によっては外れたとしてもだ。マジかよと思うが俺も実際に撃たれたらそうなりかねない。

以上の動けなくなる理由を読んでいると、人を止めるのは簡単に思える。しかしこのマン・ストッピングパワーが問題になるのは、撃たれても止まらなかった場合だ。この記事には例として3件紹介されているが、いずれも銃の威力不足で一方的に倒せなかった場合の話だ。銃の威力が高ければ余計な犠牲が出なかったはずなのに、と。ここで紹介されているのはどれもアメリカの話しであるだけあって、加筆が望まれている日本語版と違い、英語版は充実している。英語版の方が充実しているのはよくあることだけども、つい環境の違いを意識してしまう。