Atlatl". Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
アトラトル(atlatl)は、小さな槍を投擲する、手持ちの投槍器・投矢器である。
アトラトル - Wikipedia
評価:★★☆☆☆
別名「ウーメラ」「マンモスキラー」「石器時代のカラシニコフ」さあ好きなのを選べ。見た目もシンプルだが使い方も実にシンプル。フックを槍の後ろに引っ掛けてそのままスロー。たったこれだけなのだがアホみたいに威力と精度が上がる。俺がこれを知ったのはドラえもんの歴史漫画だったと思うが、正直記憶に自信ない。あと『MASTERキートン』でも登場していたな。
かなり歴史的に見ても重要な武器なのに記事の方はあっさりとしか書いていない。構造が単純な上に割りとすぐ弓矢に取って代わられたとはいえ、アメリカ大陸の方では長々と使われていたし、アボリジニなんかはつい最近まで使っていた*1。アボリジニはやりを投げる以外にもシャベルとしてや火起こし、槍の先端を磨くなどこれ一つで様々な使い方をしていた。これぐらいのことは書いといて欲しかったな。
この記事の珍しいところに脚注の内容がある。まさかの発音を示したWAVファイル。皆も言ってみよう。" atlatl "
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*1:それもライフルに取って代わられたようだが。