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「ダビデ」★★★★☆

Osmar Schindler David und Goliath.jpg
"Osmar Schindler David und Goliath". Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

ダビデ(ヘブライ語: דוד Dāwīḏ (ダーウィーズ), ギリシア語: Δαβίδ, ラテン語: David, アラビア語: داود Dāʾūd)は、古代イスラエルの王(在位:前1000年 - 前961年頃)。ダヴィデ、ダヴィドとも。
ダビデ - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/10/14 21:08 JSTの最新版)

評価:★★★★☆


気がついたら1ヶ月以上更新していなかった。本しゃぶりの方に力を入れていたから仕方ない。再開一回目に取り上げるのはこれで油を注がれた者代表として呼び出したダビデである。あの記事ではラノベヒロインとよく似ているなんて書いたが、冗談半分・本気半分といったところ。ヒロインはともかくとして物語の主人公と見るならば、実によく出来たキャラクターだと言える。

実在した人物であるらしいが、Wikipediaで主に書かれているのは旧約聖書に登場するキャラとしてのダビデ。さすが神に選ばれるだけあって少年の頃からスペックが高い。見た目が美しいのは当然として、竪琴を見事に奏で、詩も書ける。アニメ化したらキャラソンが出るのは間違いない。そして少年でありながらゴリアテという巨漢と決闘し、一撃で倒す。この展開を俺が見たのは一度や二度ではない。ゴリアテの武器が斧ではないことが実に残念だ。そのまま出陣の度に勝利し、人望を集めたことで王に嫉妬されるが、最終的にはダビデが王となってめでたしめでたし*1

俺の中で王になるまでの印象が強かったが、王になってからも優秀な人であったようだ。というか普通に考えれば王である時期が本番で、王となってから若き頃の自分を盛り立てたとするほうが自然だろう。実在した王としてのダビデについてもう少し詳しく知りたいが、ネットの情報を信頼するのはいつにもまして難しい。なにせこの世の中には聖書の記述を本気で信じている人がいるわけで、事実であると書かれていても信用出来ない。虚構を真実のごとくまじめに書く奴はこれだから困る。

*1:このゴリアテを倒すという話は他の者がやったという説もあるらしい。