Googleのサービスは、Google社が提供するウェブサービス、またはウェブアプリケーション、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーションを総じたもの。
Googleのサービス - Wikipedia
評価:★★★★☆
今さら言うまでもなく、もうGoogle無しではどうやって生活をすればいいかわからないって程にサービスを使っている。例えばこのブログを書くにしても「Google Chrome」と「Google 日本語入力」を使い、分析には「Google Analytics」を使っている。もちろんこのはてなに登録したメルアドはGmailだ。そんな今日、これを読んだ。
- 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: Kindle版
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この本では数々のサービスがどのような状況で作られたのかも書かれており、また成功したサービスと失敗したサービスとでは何が明暗を分けたのかの分析も書いてある。ここで一度Googleがどのようなサービスを展開してきたのか確認してみるのもオモシロイと思って、閲覧したわけだ。
改めて見てみると、そのサービスの多さに関心せざるを得ない。Googleが出来てからもう15年以上経つわけで、単純に年月だけで言えば関わる分野が広がっていてもおかしくないけれども、これが検索サービスから始まったと思うとなぜここまでと言いたくなる。しかもここにはAndroidやChromebookは含まれていないのだ。そしてそのサービスの多くがそれ単体でWikipediaの記事になっていて、それだけ書いてくれる人がいるということだ。ネットを制覇しているだけあってネットの百科事典で強いのは当然なのかもしれないが。
現行のサービスについて見るのも面白いが、終了したサービスを見るのも面白い。上で紹介した『How Google Works』によるとこれらのサービスは、
どれもそれなりに良いところもあったグーグルのプロダクトだが、ユーザには受け入れられなかった。最高のプロダクトではなかったために、当然の報いとして消え去ったのだ。
How Google Works
とのことだが、本当だろうか。あの「Googleリーダー」は俺の知る限りRSSリーダーの中で最高であったはずだが、消え去ってしまった。と思ったところで一覧を見てみると「Googleリーダー」が見つからない。どうやらサービスとして消えただけでなく、記録抹殺刑となったようだ*1。
- 作者: デビッドヴァイス,マークマルシード,田村理香
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2006/05/31
- メディア: 単行本
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*1:なお、個別記事は存在している。 Googleリーダー - Wikipedia