Heroin - Heroine" by NEUROtiker - 投稿者自身による作品. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
ヘロイン (heroin, diamorphine) は、アヘンに含まれるモルヒネから作られる麻薬。塩酸モルヒネを無水酢酸で処理し、生成する。正式には、3,6-ジアセチルモルヒネ (3,6-diacetylmorphine)。組成式は、C21H23NO5。CAS登録番号は、561-27-3。
ヘロイン - Wikipedia
評価:★★★☆☆
薬物にはよく隠語が付けられるが、コイツは二つ名を持っている。その名も「薬物の王者」。現存する薬物の中で快楽・悪影響が共に共に最高峰であることからきている。日本語的には「ヘロイン」なんて名は強さを感じるどころかむしろ弱そうであるというのに。ちなみに語源はドイツ語の「heroisch(強い、英雄的)」から。やっぱり名前からして最強だった。この情報はWikipediaに書いてなかった。はてなキーワードには書いてある*1というのに。
この記事は上げてから落とすような構成になっている。最初の「歴史」は置いといて、まずどのような快楽を得られるかというところから説明が始まる。書いてあることがあまりにも魅力的だ。
『オーガズムの数万倍の快感を伴う射精を全身の隅々の細胞で行っているような』
『人間の経験しうるあらゆる状態の中で、ほかの如何なるものをもってしても得られない最高の状態』
しばしば「約束された安堵」などと表現されてきた。
だからと言って、ここまで読んだところで「じゃあやってみるか」となるのは早計だ。その後の禁断症状にはこう書かれる。
その肉体面における依存、いわゆる禁断症状としては、身体中の関節に走る激痛、小風に撫でられただけで素肌に走る激痛、体温の調節機能に生じる狂いによる激暑と酷寒の体感の数秒ごとの循環、身体中に湧き上がる強烈な不快感と倦怠感、などが挙げられる。
記事はちゃんと最後まで読もう。
しかしこのブログの記事全般に言えることだが、“「ヘロイン」★★★☆☆”と書くと俺が試した上でレビューしているみたいだな。当然のことながら俺はコールド・ターキー*2になりたくないのでやるわけがない*3のだが。
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