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「ヌンチャク」★★★☆☆

Nunchaku.JPG
"Nunchaku". Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

ヌンチャクは、琉球古武術で用いられる武器の一つ。形状は2本の同じ長さの棒を紐や鎖で連結したもので、本来定寸はないが一般的には長さは25~45cm、太さは24mm~36mmのサイズである。振り回して相手を殴打したり、棍棒として「打ち」や「突き」としても用いられる。流派によってはヌウチクとも呼ばれる。
ヌンチャク - Wikipedia

評価:★★★☆☆


ミケランジェロの武器。てっきり中国由来の武器だと思っていたが、琉球の武器だった。どっちにしろ忍者の武器でないことは確かであるが。ややこしいことに双節棍は中国の武器であって、別物ということだ。両者の違いはそのルーツにある。双節棍はその名の通り棍が発展したもので、隠したりするものではなく、サイズが大きい。一方ヌンチャクの本質は暗器であり、隠せることが肝のため、サイズが小さい。似たものをそれぞれ挙げるとするならば、双節棍はフレイルで、ヌンチャクはブラックジャックといったところだ。

そんな琉球産のヌンチャクも今では亀が持つほどに普及が進んでいる。もともと知られざる存在であったのに、今では世界的に知られるという点では忍者に似ている。海外でくっつくのも自然かもしれない。だからなのか、英語版を見てみると日本のよりもはるかに充実している。わざわざヌンチャクの起源の一説である拍子木まで画像で載せてあるほどだ。原産国である日本の記事が負けていていいのだろうか。

ただヌンチャクがここまで広まっている理由は、忍者関連というだけではない。現代のヌンチャクは暗器というよりもヨーヨーに近い存在となっている。俺は全く知らなかったのだが、いつの間にかヌンチャクにもフリースタイルなるジャンルが存在し、戦うためでなく、魅せるための技があるのだ。ただしあくまでもヌンチャクは武器であるので、うっかり持ち歩くと軽犯罪法に触れる危険があるし、国によっては単独所持を禁止している場合があるので注意が必要だ。

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