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「白ポスト」★★★☆☆

Siropost.JPG"Siropost". Licensed under パブリック・ドメイン via Wikipedia.

白ポストとは、有害図書を投入してくださいと呼びかけている箱である。広場のゴミ箱や電車の網棚に捨てられたポルノ雑誌などを投入し、子供の目に触れないようにするため駅前に設置される。郵便ポストが赤いことから、それに対して名付けられた。
白ポスト - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/19 22:10 JSTの最新版)

評価:★★★☆☆


駅とかにある置いておくだけでエロ本が集まる不思議なポスト。これがあることでポルノ雑誌などの有害図書が子供の目に触れず、健全な青少年を育成できるきれいな社会になるらしい。この方向で突き進んだのが『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』なのだろうが、あの世界では逆に白ポストは存在していなさそう。現実では健全な社会へとなったからではなく、ネットでことを済ませる人が増えたために数を減らしている。自ら求めなければ目に入りにくくなったという意味では理想に近づいたのかもしれない。

白ポストはドラム缶を白く塗って設置したのが始まりらしく、後続もそれに倣って白くしている。なぜ白にしたのかは不明。また、白にしただけでは飽きたらず、ヤギ型やヒツジ型、埴輪型なんてのもあるらしい。ヤギ・ヒツジ型は紙を食べる動物ということでらしいが、入れられるのは主食というよりおかずである。ちなみに有害図書に使われている紙は炭酸カルシウムやポリアクリルアミドなど成分が多く入っており、ヤギ・ヒツジは消化できないので白ポストとしては不適切である。ヒツジはともかく、ヤギのやつはいっそのこと「バフォメットの箱」としたほうがより有害な感じがしていいと思う。

白ポストは健全な青少年を育成するために存在するが、むしろ逆効果というか問題を引き起こす面もある。なにせ目立つ所に大口をポッカリ開けて突っ立っているのだ。しかも普通のポストと違って不要なものを入れるポストなのだ。子供がゴミやら何やら突っ込みたくなるのも分かる気がする。また地域によってあったりなかったりするため、大人でも白ポストをゴミ箱と勘違いすることもあるらしい。そしてそれが何かわかっている大人の中には、中の物を取り出そうとする者も出る始末。回収や修繕にも金がかかるのだから、もう無くしてしまっていい気がする。

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