雪氷熱利用（または、雪熱利用、雪冷熱エネルギー利用、雪氷冷房、雪冷房、雪熱冷房）とは新エネルギーの一つで現代における氷室が持つ冷却効果を利用した再生可能エネルギーの利用方法の一つである。
雪氷熱利用 - Wikipedia
評価：★★☆☆☆
新エネルギー、再生可能エネルギーなんて書いてあるけれどもやっていることは何の事はない、雪を冷却剤として使うという話だ。ただ単純であるがゆえにこれは効果がある気がする。なにせ今まで捨てていたものを使うわけであるし、その利用のために用意する施設も断熱性の高い箱ならそれでいい。エコ関係の話は胡散臭いのが多いけれど、これは単純なだけにごまかしがしにくい気がする。
よくエコ関係でアホらしいと思うのに、再利用をすることで普通に作るよりコストがかかっているというのがある。再利用することそのものを目的としてしまうことで、結局余計にエネルギーを消費し、環境に負荷をかけてしまう。その点この雪を使う方法だと、その問題が少なそうだ。再利用をしなくとも、雪は邪魔であるため除雪=運搬をしなくてはならない。したがってこれで冷房のエネルギーが減るのであるならば得というわけだ。
そんなわけでなかなか優秀な方法であると思うのだが、おそらくデメリットも何かしらあるのだろう。しかし、記事の情報量は少なく、デメリットや追加コストに関しては一切書かれていない。このように良いことしか書かれていないと逆に気になるのは俺だけだろうか。良いことにしても悪いことにしても、より情報の充実が望まれる。
