"Toilet paper orientation over" by Elya - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
トイレットペーパーの向き(トイレットペーパーのむき)では、壁のホルダーにトイレットペーパーを取り付ける際の紙の向きについて記述する。
トイレットペーパーの向き - Wikipedia
評価:★★★★★
なぜこんなネタの記事がこれほどまでに充実しているのか。俺からしてみれば冒頭に貼った画像のように表向きしかありえない。だいたいホルダーのカバーの形状的に、裏向きではうまく切れ無いではないか。それなのに記事によると表向きが優勢とはいえ、60~70%ととなっている。つまり残りの人間は裏向きを用いているということだ。世の中変わった奴も多いものだと思ったが、ブコメを見る限り俺と同意見のものが多そうだ。日本においては表向きが圧倒的に優勢のようだ。
結局これは海外の話なので日本よりも裏向きの人間が多いようだが、たかが紙の向きであるのに文化の違いが見えてくるのが面白い。トイレットペーパーの向きというものは基本的に自分の家のやり方が正しいとなるので、自分と真逆の存在をすぐには受け入れがたい。ある意味どうでもいいものであるというのにここまで必死になっているのは外部から見ると滑稽であるが、いざ自分もその渦中に巻き込まれると同じになるので気をつけたい。
しかしながらこれだけの内容が独自研究ではなく、数々の出典が用意されているというのは、早々あることではない。しかもこの争いを解決するために、無駄にトイレットペーパーをセットしている画像を見てしまうと、人というのはここまで自分の文化に固執してしまうものかと思ってしまう。何はともあれこの充実具合とバカバカしさは一読の価値があると思う。