Wikiしゃぶり

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「ユビキタス」★★☆☆☆

ユビキタス (Ubiquitous) とは、IT関連で使われる言葉のひとつで、バズワードとも指摘されているものである
ユビキタス - Wikipedia

評価:★★☆☆☆


結構前からそれなりに聞く言葉であり、意味も何となく分かっていそうでよく分かっていない言葉。結局意味はこうらしい。

2006年~2007年ころにさかんに使われ、IT関連商品の販売のために小売店でのポスターやテレビCMなどでさかんに使われた。「ユビキタス」の厳密な定義は出されていない。

定義されていないのかよ。誰も彼もが何となくて使っていたのか。この非常に曖昧な言葉の記事だけあってやたらと[要出典]が多い。本来ならば記事の信頼性を向上させるはずの「脚注」にさえ[要出典]が付けられている。一体何を信じればいいかわからないが、そもそもその正体が定まっていないという。

この「ユビキタス」という言葉自体は「神はあまねく存在する」という意味のラテン語の宗教用語*1らしい。なにそれかっこいい。俺も何か命名するときはラテン語の宗教用語から付けてやろうか。Domine, quo vadis? 磔刑です。

まあそんなわけでWikipediaの中でも信頼性のない記事なのだが、これは書いた人の責任ではなくそもそもの「ユビキタス」が悪い。ただひとつ自信を持って言えるのは「ユビキタス」を連呼している奴は信頼出来ないということだ。

ユビキタスとは何か―情報・技術・人間 (岩波新書)

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*1:もちろんこれも[要出典]