Wikiしゃぶり

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「読み切り」★★☆☆☆

読み切り / 読切(よみきり)とは、小説や漫画などといった「読む」表現媒体における一概念であり、一話のみで完結する形式を指す。反対概念は続き物(つづきもの)である。
読み切り - Wikipedia

評価:★★☆☆☆


俺の思っていた「読み切り」は連載ではない作品のことを指していたが、どうやらそれは本来の使い方ではないらしい。元々「読み切り」とは俗にいう「一話完結」の作品のことを指し、例を挙げてみるならば超長期連載で有名な『こち亀』は「読み切り」の作品ということになる。とはいえ記事の中でも触れられている通り、今では俺と同様に「一話完結」の意味で普及しつつあるため、間違っているということには成らなそうだ。むしろこの使い方のほうが伝わる気がしてならない。

Wikipediaはマンガ・アニメ関係の記事は世間一般の認知度に比べると充実している傾向があるが、この記事はそれほど大したことがない。言葉の定義の説明をしているというのに脚注どころか出典が一つも書かれてなく、その歴史的な経緯がどこまで本当なのか信ぴょう性に欠ける。特に講談・怪談話にルーツを求める箇所なんかは「誰によって?」と突っ込まれるほど怪しげな書き方になってしまっており、独自研究じゃないだろうなと言いたくなる。

どちらの意味にせよ「読み切り」はマンガにおいて一般的な概念であるのだから、もう少し詳しさと出典が欲しいと言いたい。それにしてもこの記事は2013年を最後に更新がされず、書きかけのまま放置されている。これでは「読み切り」というより「打ち切り」という感じで何とも物悲しい。ウィキペディアン先生の復帰が望まれる。

石森章太郎読切劇場

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