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「衛星攻撃兵器」★★★☆☆

IS anti satellite weapon.jpg"IS anti satellite weapon" by Ronald C. Wittmann Original uploader was Maury Markowitz at en.wikipedia - http://www.dia.mil/history/art/images/anti_sat.jpg. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

衛星攻撃兵器(えいせいこうげきへいき、英: anti-satellite weapon、ASAT)は、地球軌道上の人工衛星を攻撃する兵器である。対衛星兵器と呼ぶこともある。
衛星攻撃兵器 - Wikipedia

評価:★★★☆☆


幼いころはこういった宇宙関連の兵器にロマンを感じていたが、スペースデブリの存在を知ってしまってからはもうダメだ。これが架空の世界の出来事であるならばともかく、現実の宇宙、それも地球周辺で行われるとなると、止めてくれとしか言い様がない。『プラネテス』においても「宇宙戦闘は英雄など生まない」なんて言われていたとおり、一時的な勝者はいても将来も視野に入れたらみんな敗け。幸いにもこの考え方は一般的になっているので今ではどこの国も実験は止めている*1。内容的には未来チックであるが、実際のところは過去の発想というわけだ。

だがさんざんクソと言いつつも、この「衛星攻撃」という言葉はやっぱりワクワクしてしまうのは人間のサガなのだろうか。やはり衛星という言葉のスケールの大きさが人の心を捉えるのだろう。実際の人工衛星は特別大きい存在というわけでもないのだが、単純に距離があって手の届かない場所にあるというのが強いのだろう。記事の下に「ミサイルの分類」というのが載っているのだが、「対空」の中の最後に「対衛星」と書かれている。「対衛星宝具」とかあったら間違いなく認識距離の外から殺られるだろう。

それにしても宇宙関連の記事を読んでいると、本当にこの分野はアメリカとソ連で構成されているなと思わされる。技術の進歩次第では変わっていくのであろうが、昔から今にかけて宇宙開発というものはどうしても大掛かりとなり、金が掛かるものなので仕方ないのだろう。そのため一歩遅れた形で追い上げているのが記事に書かれているとおり、大国である中国なわけである。世の中のモノはどんどん小型化しているのだから、さっさと宇宙開発に必要な要素も小型化して、興味のある一般人が参加できるレベルになってもらいたいものである。

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*1:2007年に中国がやっちゃっているけど。