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「飲料水」★★★☆☆

Water fountains - two stainless steel.jpg"Water fountains - two stainless steel". Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

飲料水(いんりょうすい、仏: eau potable、英: drinking water、独: Trinkwasser)とは、飲むのに適した水のことである。「のみみず」とも。
飲料水 - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/01 22:08 JSTの最新版)

評価:★★★☆☆


ここのところマジに暑くて干からびそうなので、今回取り上げるのは飲料水。珍しいものや知らないものについて調べるのも面白いが、当たり前に知っているものについて調べるのも、それはそれで面白い。自分だったらどう説明するかと考えてみたり、意外に知らなかった知識を手に入れたりと。そういう目でこの記事を見てみると、節の順番が興味深い。俺ならばまず飲料水の定義からということで、水質基準から書くだろう。だがこの記事では「飲料水の確保」から始まっている。

この飲料水の確保で読み物として面白いのは、やはりサバイバル的な話だと思う。まずここで挙げられているものに、植物体内の水を飲むというものがある。これはまず植物自身がフィルターとなって不純物が取り除かれているということに加え、植物の持つ抗菌作用によって無菌に近いという理由がある。そしてそもそも水を蓄えていてくれているという点も重要だ。植物から水分を取り出す方法は主に果実から取るというものと、枝に傷をつけてそこから、というものがある。なお、椰子の木の場合なら花を切り落とし、そこから出てくる液を集めて放置すれば酒になる。

この記事に書かれている以外だと、個人的に好きなのはアボリジニのカエルを絞るやつ。Cyclorana platycephalaと呼ばれるオーストラリア固有のカエルは、体にたっぷりと水分を蓄えて地中に潜っている。そこでアボリジニは砂漠で喉が渇くとこのカエルを掘り出し、体を絞って出てくる水を飲むというわけだ。まあこの辺の知識は面白いけど、日本で使うことはまず無いだろう。むしろ日本において必要なのは、どうやって飲料水を確保するかというより、どのタイミングで水を飲むべきか、ということのほうを知っておくべきだ。喉が渇く前に水分補給。

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