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「オートクチュール」★★★☆☆

Karen Elson at Anna Sui 2011.jpg"Karen Elson at Anna Sui 2011" by Christopher Macsurak - Flickr. Licensed under CC 表示 2.0 via ウィキメディア・コモンズ.

オートクチュール(仏: haute couture)とは、パリ・クチュール組合(La Chambre Syndicale de la Couture Parisienne、ラ・シャンブル・サンディカル・ド・ラ・クチュール・パリジェンヌ、通称サンディカ)加盟店で注文により縫製されるオーダーメイド一点物の高級服やその店のこと。
オートクチュール - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/07/20 13:11 JSTの最新版)

評価:★★★☆☆


それ、オートクチュールなん?オートクチュールってなんなのん!? 冷静に考えたら、俺はこの質問に全く答えられない。それどころか高そうな服を見てもオートクチュールなる単語が脳裏に浮かんだことはない。もしかして俺の知識は小1と同レベルなのだろうか。まあ、教員でも答えられていなかったが。そんなわけで小学生にいつ質問されても答えられるよう、覚えておこうと思う。とりあえずざっくりと答えるならば、フランスの高級仕立て服といったところか。

もう少し厳密に言うと、オートクチュールは組合である「サンディカ」所属のところ、及びそこの服をさす。そしてサンディカ加盟店を「メゾン」と呼ぶ。サンディカの流れとしては、まずシャルル・フレデリック・ウォルトの手によって、顧客主導からデザイナー主導の衣裳店が設立されたところから始まる。そしてウォルトは店だけにとどまらず、同業社組合であるサンディカを1868年に設立した。その後無駄に規模が増え質にもバラツキが出てきたサンディカは1911年に厳格な規約のもとに再設立され、今に至るというわけだ。

オートクチュールはただでさえデザイナー主導の手縫いオーダメイドという高級さに加え、サンディカに属していないといけないので、ブランド価値としてなかなか高いものを持つ。ただそれだけに価格の方も当然高いわけで、注文できる者は限られ、顧客の減少が続いている。今となってはオートクチュール部門単体では赤字のところが多く、ブランドの格を上げるために続けているという状態のようだ。以上の事実を踏まえると、「それ、オートクチュールなん?」という質問には、自身を持って「否」と言える。

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