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「日本の自殺」★★★★★

Suicide rates map-en.svg"Suicide rates map-en" by Bamse - 投稿者自身による作品. Data from [1] and the blank map Image:BlankMap-World6.svg. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

日本における自殺(Suicide in Japan)は主要な死因の一つであり、10万人あたりの自殺率は20.9人であり、OECD平均の12.4人と比べて未だに大きい値である(2014年)。自殺率のピークは1990年代であったが、その後2000年から2011年の間に6.3%減少した。しかし未だOECD平均と比べて高い数値であるため、明らかに要注意であるとOECDは勧告している。
日本の自殺 - Wikipedia

評価:★★★★★


さすがは自殺大国日本である。単純に「自殺」の記事ではなく、わざわざこの国についての自殺ということで単一の記事となっている。それでいてこの量だ。自殺は主な死因の一つとなっており、20代から30代にかけては死因のトップに君臨している。まあ日本は医療も発達している上に治安もいいので、普通に暮らしていたらちょっとやそっとでは死なないのだから別におかしい訳ではない。むしろ死ぬ気もないのに死んでしまうほうがかわいそうとも言える。だからって自殺がいいとは微塵も思わないが。なお、日本の自殺率は世界13位である*1

この手の話題の記事について「面白い」という感想はそのまま「不謹慎」という言葉を連れてきそうで使いにくい。だが、自分が今まで知らなかったことや、意外な発見があったりしてやはり面白い。特に自殺に関する法令のところで、自殺関与罪がどのような場合に適用されるかは知っておいたほうがいい*2。日本では自殺を手伝うことは罪になるが、自殺そのものは罪にならず自殺未遂での処罰はない。では複数人で自殺を行おうとし、未遂に終わった場合はどうなるか。この場合、互いが互いの自殺を手伝おうとしたことによりみんな仲良く処罰の対象になる。失敗した時のことを考えると自殺は一人で行うほうがいいようだ。

自殺という一見どころか何度見しても基本的にネガティブな話題だろうと、詳しく書いてあればそれだけで読んでいれば感心できる。むしろ自殺のような刺激的なものは昔から物語の題材にされているわけで、むしろつまらないわけがない。こういうのばかり読んでいるというのは不健康な気しかしないが、たまには読んでみるのも新しいことを知れていいと思う。危険を回避するためにはその危険がどういうものか知っておく必要が重要なわけでもあるし。

自殺のコスト
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*1:国の自殺率順リスト - Wikipedia

*2:そもそも法律はどれも知っておかなくてはいけない気がするが、俺も含め知らない人のほうが多いだろうな。