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「ダズル迷彩」★★★★☆

HMS Argus (1917).jpg"HMS Argus (1917)" by Unknown Navy personnel - Downloaded from [1]. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

ダズル迷彩(ダズルめいさい、英語: dazzle camouflage, razzle dazzle, dazzle painting)は、艦船に用いられた迷彩塗装。特に第一次世界大戦中に多くみられ、第二次世界大戦とそれ以降でも数は減ったが存在している。イギリス人画家ノーマン・ウィルキンソン (en:Norman Wilkinson (artist)) の発案によるもので、対照色で塗装された複雑な幾何学模様で構成されていた。日本では「ダズル (Dazzle)」の日本語訳から幻惑迷彩ともよばれる。
ダズル迷彩 - Wikipedia

評価:★★★★☆


なにジョジョ? ドイツが商船に攻撃をくわえてはずさない?
ジョジョ それは無理矢理隠し通そうとするからだよ
逆に考えるんだ「みえちゃってもいいさ」と考えるんだ

さすがはイギリス、逆に考えるのはお手の物か。ヘタに隠そうとするのではなく、あえて目立つパターンにすることで距離感を狂わせるとは。この複雑な幾何学模様により距離感だけでなく、艦種や規模、速度に進行方向もわかりにくくさせる効果を持つ。なかにはニセの船首波まで描かれていたというのだから、だますことに関して徹底している。しかしよくもこれを採用に踏み切ったと感心してしまう。中途半端に目立つだけだと、ただ発見されやすいだけなのだから。

このダズル迷彩は今までの常識と真逆の発想でありながら、効果をはっきりと確認する前に採用・実戦投入となったのがすごい。下手したらむしろ被害が増えるかもしれないというのに。一応このダズル迷彩が広まっていくに連れ、各国でその効果が検証されていったようだが。なおダズル迷彩は敵だけでなく味方にも効果があったようだ。この場合、その奇抜なデザインによって士気高揚に役立ったという。何に効果があるかはやってみないとわからないものなのか。

結局、レーダーの発展に伴いダズル迷彩の効果は薄れ、今となっては軍艦に使われなくなっていったようだ。しかし、目視に頼るものに関しては今でも効果が期待できそうであるということで、自動速度違反取締装置のレーダーや、試作車などに使われることがあるらしい。とするならば、この迷彩は人間にも使えるのではないかと思う。目立つことが嫌いなオタクは迷彩を好むなんて言われるが、あえてこのダズル迷彩を採用したらどうだろう。痩せている奴が着ればダダっぽくなりそうだ。