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「空中浮揚」★★★☆☆

Daniel-Dunglas-Home-levitation.jpg"Daniel-Dunglas-Home-levitation" by Unnamed artist - Les Mystères de la science (The Mysteries of Science) http://www.pflyceum.org/78.html (Parapsychology Foundation's Lyceum Library). Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

空中浮揚(くうちゅうふよう、Levitation)とは、物体(特に固体)が空中にとどまること。重力に逆らっているようにも見えるが、基本的には重力以外の他の力によって支えられている。単に浮いている場合には、空中浮遊(くうちゅうふゆう)とも呼ばれる。
空中浮揚 - Wikipedia

評価:★★★☆☆


「空中浮遊」との違いは比重以外の原理で浮いていて、かつその場から動かないと考えれば大体合っている。しかし「空中浮揚」でも「空中浮遊」でも画像検索するとほとんどオッサンしか出てこない。ネットにおいてオッサンは空中浮揚するものであり、空中浮揚するものといえばオッサンなのだろうか。何だかんだ言っても検索結果にこれだけの影響をあたえるのだから、あのヒゲのキャラクターの完成度は高かったと言わざるをえない。実際、俺も「空中浮揚」と聞いてまずオッサンが浮いているところを想像した。磁石もヘリコプターも鳥も空中浮揚するというのに。

この記事において空中浮揚するものの例として面白いものに、静止衛星がある。確かに言われてみれば静止衛星も地球基準で考えた時に宙の一点に留まっているのだから、れっきとした空中浮揚と言える。この原理を使えばオッサンであろうとオカルトに頼らず空中浮揚が可能だ。赤道からの高度約35,786kmの位置で地球の自転に合わせて周囲を回ればいい。必要とされる速度はたったの0 km/hだ。地球上を移動する速度を表すのに自転は考慮しないためである。なお、地球の自転を無視した場合は40,000 km/hとなる。

この記事の見どころは、実を言うとこの記事そのものではない。本編は「ノート」にある。おそらくウィキペディアンではない人の多くは気にしたことさえ無いので説明しておくと、記事タイトルの上にタブがあり、そこに「ノート」がある。そこでこの記事についての議論が行われているのだが、一つの文章について無駄に盛り上がっている。きっかけをまとめるとこうなる。

「ただしそのいずれもが科学的に未検証であり、」という文があるが、未検証であることは検証されているのか。

完全に議論が地に足付いていない。