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「ヒツジ」★★★★★

Flock of sheep.jpg"Flock of sheep". Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

ヒツジ(羊、学名 Ovis aries)は、動物界 脊椎動物門 哺乳綱 ウシ目 ウシ科 ヤギ亜科の1種である。角をもち、主に羊毛のために家畜化されている。
ヒツジ - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/08/10 08:54 JSTの最新版)

評価:★★★★★


ふとヒツジについて気になったことがある。毛刈りをされなかったヒツジというものはこうなってしまう。

photo by CameliaTWU

じゃあ野生のヒツジはどうなるのか、と。結論から言うと野生のヒツジは家畜のヒツジと異なり、春に抜ける太くて長い上毛と、抜けることのない細くて短い下毛の二種類を持っている。そして家畜のヒツジは品種改良により回収のしにくい上毛を退行させ、逆に抜けることのない下毛を発達させることで、好きなタイミングで刈り取れるようになったというわけだ。もう人の手を離れては生きていけない。

俺は幼いころヒツジが身近にいたので、かなり馴染みのある家畜というイメージがある。歴史的に見てもヒツジは人間にとってかなり古くからの家畜である。紀元前7000-6000年ごろの古代メソポタミアの遺跡から、野生のヒツジとは異なる小型のヒツジの骨が出土している。ヤギに比べると遅いようだが、それでもほとんど文明の始まりからヒツジは家畜されていたというわけだ。毛皮も肉も脂肪も使え、乳も取れるのだから当然か。

人間にとって都合のいい存在であるヒツジは、性格の方もいかにも家畜というようなものである。どこまでが元々持っていたもので、どこからが家畜化したことで獲得したものかわからないが、とにかくヒツジは群れたがる。群れから引き離されると強いストレスを受け、動くときは最初に動いた奴についていくほどだ。そのため最初に動いたヒツジがバカだとこのようなことも起きる。
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せめてヒツジよりは賢くありたい。ちなみにヒツジの知能は豚より下だ。迷える子羊と言われたら、豚のほうがマシと受け取るべきか。