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「模型航空教育」★★★☆☆

模型航空教育(もけいこうくうきょういく)とは、

  • 1)、模型航空に関する知識や技能を教育すること。
  • 2)、上記を手段に使って、たとえば科学技術などのほかの目的の教育をすること。

模型航空教育 - Wikipedia

評価:★★★☆☆


ドローンがあっちこっちで墜落する今だからこそ復活させるべきなのかもしれない。もっとも過去の模型飛行機と異なって一人あたりのコストがやたらと高いので実現は厳しいだろう。一部の学校でやってみたらきっと「税金を頭の上に落とす活動」とかネットで言われるに違いない。大勢の子供にやらせるというよりは、やってみようと考えている子供に正しい方法を指導するという形が妥当に思える。だとしてもわざわざ国がやることではないだろうな。

この模型航空教育は模型を通じることで、子どもたちを科学技術を発展させるための人材とする狙いがあった。第二次世界大戦前後という時期も重なったためか、日本も含む複数の国で行われていたという特徴がある。ただでさえ国が特定のホビーを後押しするのは珍しいのに、それも複数の国で行われているというのはまず無いようだ。それだけ力を入れているだけあって、内容も恐ろしく本格的だ。小学生は紙飛行機からであるが、五年生の時点で自作プロペラの小型飛行機。そして高等一年だと実物似の飛行機だ。鳥人間まであと一歩。

子供の理科離れが呼ばれて久しい今だと、模型航空教育を復活させようというのはやはり厳しいだろう。ただこの発想は悪くないので代わりに何かないかと考えてみたが、ミニ四駆はかなりいい線行っていたのではないかと思う。俺の世代は結構な割合で小学1年生からドライバーを使っていたし、ギア比の概念も早々に理解していた。今の小学校でも理科の時間でモーターを自作する車の教材があるが、あれでは電気以外のことを大して学べない。そう考えると俺は理科的にはいい世代だったのかもしれない。

Hubsan X4 HD (ワインレッド) H107C-1

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