"Swing seat at Ouji-jinja" by Captain76：Nikon D90+TAMRON SP10-24mm - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
ブランコは、座板を支柱や樹木から鎖や紐などで水平に吊るした構造の遊具。揺動系遊具に分類される。
ブランコ - Wikipedia
評価：★★★★☆
岡田斗司夫の家にあったというアレ。マンガ『アオイホノオ』の中で山賀博之がブランコにも乗れない奴扱いを受けていたが、何を隠そうこの俺自身もまともにブランコを漕げた記憶が無い。俺が思うに、俺や山賀のようなスケールの大きい人間は公園にあるレベルのブランコだと、振動数が大きすぎて合わないのだ。おそらく俺が共振できるブランコはアルプスにでも行かなければ無いだろう。
さて、毎度のことであるが、昔からその存在を知っているどころか乗ったこともあるというのに、俺はブランコのことを何も知らなかった。ブランコとは古代中国において宮女が使っていた性具であり、乗っていると脚があらわになることで皇帝を誘惑する効果があったというのだ。そんな性的に誘惑するための道具が全国の公園におかれ、子どもたちが自ら乗っていたのか。もう『カレイドスター』を普通の目で見れない。
こうやって遊具であろうとそのルーツを辿って行くと意外なものにぶち当たる、というのは宝探し的な何かのようで楽しい。歴史関係の本をよく読むような人は、この感覚を分かってくれるのではないだろうか。そういう意味で今回の記事は分量は普通レベルでも、俺にとって当たりであるといえよう。ウィキペディアンの皆様には、その記事の対象の歴史について執筆していただきたいと思う。
