ユリウス年(Julius ねん、Julian year)は、主に天文学で使われる時間の単位である。その名のとおりユリウス暦による年に等しく、正確に 365.25日 = 正確に31 557 600秒である。なお、ここでの「日」とは厳密に86 400秒を指しており、平均太陽日(一日の長さ:LOD)や暦日ではない。
ユリウス年 - Wikipedia
評価:★★☆☆☆
前回に引き続きカエサル由来ネタ。元になっているのはこれ。
元となったユリウス暦の方はメインで使われなくなってからだいぶ経っているのに対し、こちらのユリウス年のほうはまだまだ現役である。引用したとおり天文学で使われており、天体の公転周期はこのユリウス年で表せられる。そして何より「1光年」は真空中の光が1ユリウス年に進む距離なのだ。天体の距離を表すときはこの光年が使われるわけだが、結果として宇宙規模の距離を測るにはカエサルの定めた単位を使う必要があるということだ。カエサルの長い手は宇宙にも届く。
なんて言ってみたのはいいが、正直言ってこれ以上書くことがない。「書きかけの項目」が貼られているほどにこの記事は分量がなく、必要最低限のことしか書かれていない。ネタがネタなだけに、天文学について詳しい人でもそうそう書くことは無いだろう。しかもこの単位の本質は「秒」であるため、地球の公転周期と少々異なっていても特に問題ないというわけだ。
そういったわけで特に情報が増えることもなくこの記事を終わらせるわけであるが、ある意味でユリウスの名にふさわしい記事かもしれない。なにせアイツは戦勝報告を“Veni, vidi, vici.”で済ませるやつなのだから。
マンガ ローマ帝国の歴史1 ユリウス・カエサル、世界の運命を握った男
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