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「エトピリカ」★★☆☆☆

Tufted Puffin Alaska (cropped).jpg"Tufted Puffin Alaska (cropped)" by Alan D. Wilson - naturespicsonline.com (Tufted Puffin). Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

エトピリカ(花魁鳥、アイヌ語:Etupirka)Fratercula cirrhata は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。鮮やかな飾り羽とくちばしが特徴の海鳥である。
エトピリカ - Wikipedia: フリー百科事典 (2015/07/22 19:12 JSTの最新版)

評価:★★☆☆☆


「エトピリカになりたかったペンギン」でしかその存在を意識したことがなかった鳥、エトピリカ。ちょっとググってみると、そもそも実在しているのか、それどころか鳥とすら認識されていないこともある。扱い的にはトナカイに通じるものがある。なのでここではっきりと書いておく。エトピリカは実在する鳥である。ただしRed ListではLEAST CONCERNで、環境省レッドリストでは絶滅危惧IA類(CR)と、特に国内に関してはそのうち“実在していた鳥”となりそうな存在だ。

エトピリカについてちょっと調べて思った。確かにこれはペンギンが憧れても仕方ない。エトピリカは体色が黒白がメインなところがペンギンと似ているが、海で生活して捕食のために潜水までも行うと、行動様式もよく似ている。だがエトピリカとペンギンには決定的な差がある。エトピリカは空をとぶことが出来るということだ。鳥類の説明で、特徴が空を飛ぶというのもおかしな話だが、エトピリカは飛行と潜水の両方をこなすことが出来るわけだ。しかし潜水のために短くした翼は飛行向きではなく、一般的な鳥類よりは下手らしい。シンカーがプテラスに負けるようなものだ。

ペンギンが憧れても仕方ないと書きはしたが、依然として謎が残る点もある。ペンギンは主に南極圏に生息しているが、エトピリカが生息しているのは北太平洋の亜寒帯海域である。両者の間には赤道という気候の壁が存在するため、出会うことはまず無いと言っていい。それなのになぜペンギンはエトピリカの存在を知っているのか。冗談はさておき、地球の反対側に生息する両者が、似たような外見で似たような行動をとっているというのは実に興味深い。あの姿・行動は寒いところに最適化されたということなのだろう。

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