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「メバル」★★★☆☆

Sebastes Inermis.jpg"Sebastes Inermis". Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

メバル(眼張、鮴、眼張魚 学名:Sebastes inermis, Sebastes cheni, Sebastes ventricosus の3種)は、条鰭綱- カサゴ目- フサカサゴ科 (en) (あるいはメバル科)のメバル属に分類される海棲硬骨魚のうち、人為分類によって日本で古来「メバル」と呼ばれてきた3種の総称(2008年以前にはメバル属中の1種と見なされていた)。日本の北海道から九州にかけての沿岸の岩礁域に多く棲息する。
日本語では春告げ魚(はるつげうお)との雅称でも呼ばれる。
メバル - Wikipedia

評価:★★★☆☆


ここ一ヶ月ほど「これ夕食ちゃうで、餌やで」というような食生活を送っていたが、今日は久しぶりに文化的な食事をとった。そこで出てきた魚の一つがこのメバルである。自分の分を食ったところでこの魚がメバルという名を教えてもらい、ちゃんと覚えて帰ろと言われた。素直な俺はその場でWikipediaを開き、帰宅してからこうして情報をまとめる。凝ったグルメレポートは出来ないが、知識を仕入れることならば俺にもできる。今まで魚に興味が無かったため、このブログを始めてから今回初めて魚の記事を開いたが、写真がカラフルでなかなか見栄えがいい。たまにはこうやって自分の興味対象外の記事も開いてみると、新たな発見があって面白い。

このメバルという名は「目張」から来ており、その名にふさわしく目が大きく飛び出ている。写真を見て、さかなクンが描いていそうな魚だなと思ったら、実際に描いていたしニュースにもなっていた*1。冷静に考えたらさかなクンが描いていない魚のほうが珍しいだろうから当然のことだ。さかなクンが言うには、メバルはいつも上を向いて泳いでいる魚らしい。そして目が大きいだけあって視力がよく、動くものには襲いかかる。さらに刺と毒まで持っているという、なんともポケモン向きな魚である。

ちなみにこのメバルという魚は、青に見えたり金に見えたり、はたまた黒に見えたりする。これは人によって見え方が違うのではなく、魚によって見え方が違う。要は単純な話で、一口に「メバル」と言っても、DNA的に別な3種に分類できるのだ。おそらく俺が食べたのは金に見えるアカメバルだろう。こいつこそが元の学名 "Sebastes inermis" を踏襲した、メバルの中のメバルである。卵胎生であるために、中には卵が詰まっていた。